ラティオスGX
ミラクルツインのポケモンGXはTAG TEAMがすでに3枚公開されていますが、単体でのポケモンGXはこのラティオスGXが初になります。
今回のラティオスGXを一言で言うなら相手のワザを封じ込める封印タイプのカードといったところでしょうか?
対ポケモンGX、特にTAG TEAMに対しては完封に近い能力を持ったカードになっています。
早速詳しく見ていきましょう!
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特性 パワーバインド
特性「パワーバインド」は自分の場のポケモンの数が4匹以下だとワザが使えないという特性。。。
ワザを使いたければベンチにポケモンが出揃っていないバトル序盤などがメインになってきます。
そもそも特性とは大半がそのポケモンや控えポケモンにとってメリットになることがほとんどですが、このラティオスGXに限っていえば自分の場のポケモンが4匹になった時点で何もできないカードになってしまうというどう考えてもデメリットとしか思えない効果となっています。
なので自分の場をフルに活用しようと考えた場合、アローラ ベトベトンや無人発電所が欠かせなくなってきます。
自分自身の特性を消すためにこれらのカードの効果を利用する、というわけですね。
相手の特性も封じながら自分自身も全力で闘える、という一風変わった戦い方になります。
タッグパージ
メインウエポンの「タッグパージ」は120ダメージを与えるというシンプルなものですが、追加効果として次の相手の番でTAG TEAMのポケモンからのダメージを完全に無力化させることができます。
強烈なワザが多いTAG TEAMからのワザのダメージを受けないのは大きなメリットですが、普通のポケモンGXやTAG TEAMからでもワザの効果はバッチリ喰らうので気をつけたいところです。
例えばベトベトン&アローラ ベトベトンGXの「ベトベトミックスGX」による追加効果、どく&まひ状態は回避できないので注意しましょう。
クリアビジョンGX
GXワザの「クリアビジョンGX」は与えるダメージ自体はゼロですが、この対戦が終わるまで相手はGXワザが使えません。
同じミラクルツインのヤドン&コダックGXのギャンブル要素満点のワザ「どきどきタイムGX」はコイントスすらできなくなってしまいます。
これはもうタッグパージを使うよりも前、それこそバトル序盤の内に超エネルギー1個つけてできる限り早く使っておくべきGXワザでしょう。
ラティオスGXと相性のいいカード
相性のいいカードは無人発電所やアローラ ベトベトンの他にはやっぱりミュウツー&ミュウGXでしょうか。
自分の場のポケモンが4匹以下になったらトラッシュに送られるよう調整し、以降は特性「パワーバインド」はムシできるので安心して「タッグパージ」を放ち、次の相手の番で自分のミュウツー&ミュウGXが相手のTAG TEAMのワザのダメージを受けない、といった使い方ができます。
使う人を選ぶ玄人向けのカードになりますが、縛りプレイが好きだったり複数のカードを組み合わせる戦い方が得意という方にはなかなか斬新な1枚ではないでしょうか。
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